研究課題/領域番号 |
17K02306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
門林 岳史 関西大学, 文学部, 准教授 (60396835)
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研究分担者 |
篠木 涼 立命館大学, 文学部, 授業担当講師 (00536831)
唄 邦弘 京都精華大学, 芸術学部, 講師 (30792329)
岡本 源太 岡山大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (50647477)
松谷 容作 國學院大學, 文学部, 准教授 (60628478)
増田 展大 立命館大学, 映像学部, 講師 (70726364)
大貫 菜穂 京都造形芸術大学, 芸術学部, 非常勤講師 (20817944)
福田 安佐子 国際ファッション専門職大学, 大阪ファッションクリエイション・ビジネス学科, 助教 (50848835)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ポストヒューマン / ポストヒューマニズム / ヒューマニズム / 人文学 / エンボディメント / ヒューマン・エンハンスメント / メディア・アート / メディア理論 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、N・キャスリン・ヘイルズ(1999年)、ロージ・ブライドッティ(2013年)などが近年展開してきたポストヒューマン理論を参照し、その批判的検討を通じてポストヒューマニズムの時代における美学・芸術学の理論的構築を企てることである。そのために本研究は、一方で美学・感性論をめぐる哲学的議論、そして、他方で具体的な芸術作品や文化表象という二つの側面からポストヒューマニズムの諸問題を渉猟し、ポストヒューマン理論の芸術学にとっての意義、そしてさらには人文学にとっての意義を明らかにすることを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
表象文化論学会第12回大会(2017年)での研究発表パネル「エンボディード・ポストヒューマニズム」、科研費研究会「批判的ポストヒューマニティーズの射程」(2019年、関西大学)、国際学会「Posthumanities in Asia: Theories and Practices」(2019年、関西大学)の開催などを通じて、本研究の学術的意義を広く社会に問うことができた。とりわけ「Posthumanities in Asia」はロージ・ブライドッティ氏を基調講演者として迎え、ポストヒューマニズムを現代の人文学が抱える制度的・理論的な問題に接続し、アジアから問い直すことの意義を活発に議論した。
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