研究課題/領域番号 |
17K02353
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
桐山 孝司 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (10234402)
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研究分担者 |
上平 晃代 東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (60796366)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | アニメーション / インスタレーション / 状態遷移 / プロジェクション / アルスエレクトロニカ・フェスティバル / Rhythms and Visions / 鑑賞 |
研究成果の概要 |
本研究は、最新の映像技術を用いて空間と融合したインスタレーションへと展開することで、新しい鑑賞体験を開拓することを目的としている。本研究ではまず、これまで制作した「ダイダラの砂箱」 (2016)などの作品を再度分析する形で、アニメーションを空間インスタレーションとして鑑賞するために必要な要素を分析した。次に制作支援環境の構築を行った。状態および状態間の可能な遷移を明示的に書けるようなプログラミングのパタンを設定した。そして最後に実践的にアニメーション・インスタレーションを実現し、事例に基づいた検証を行った。横浜医療センターの待合室に合わせて、プロジェクション作品「時計の住人」を制作、設置した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後、さまざまな場所でアニメーションが表示されるに伴って、空間とアニメーションの関係がより密接になる。アニメーション・インスタレーションは作家が新しい作品を作りやすいように、鑑賞者がどのような体験をするかを知識として持てるようにすることを第一の目標として、これまでに制作した作品を分析して論文の形にまとめた。またアニメーション・インスタレーションが実現しやすいように、状態遷移の扱いについてプログラミングのパタンを提示した。最後に実証のため作品を提示した。
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