研究課題/領域番号 |
17K02354
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
小坂 圭太 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (20376966)
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研究分担者 |
佐藤 淳二 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (30282544)
岡田 暁生 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (70243136)
立木 康介 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (70314250)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | フラット化 / ピアノ演奏教育 / モダンとポストモダンの連続と断続 / 情報フラット化 / ピアニズム / 音楽実技教育 / ピアノ教育 / 身体言語 / 連続と断続 |
研究成果の概要 |
近年音楽学生や若い音楽家にメロマニア的欲望や熱狂が薄れ、情報の集積体としての楽譜を演奏スキルで処理する事で完結する傾向にあるのは何故かを、情報フラット化の概念との関係で考察した。そして、通常ポストモダンの典型と見做されるこうした傾向が、実は近代の前衛(芸術家達)の進化へのモチベーションとの連続性を持つのではないか という視点で読み直した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
音楽作品(西洋近代の所謂クラシック音楽の末裔としての音楽作品)と演奏の世界で、ひと口にポストモダン的潮流、と言われて来た事象の再検証と読み替えを通じて、伝統の地下水脈とのアクチュアルな接点を措定した。 それにより、価値観が多様化しているにもかかわらずそれらの中庸的・公約数的価値で評価が進み易い教育現場(特にピアノ教育の)に対する新しい評価基準へのアプローチを試みた。
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