研究課題/領域番号 |
17K02360
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
北川 純子 大阪教育大学, 教育学部, 研究員 (00379322)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 浪花節 / 女流 / ジェンダー / 浪曲 / 浪花節芸者 / 伝承 / 女流団 / 舞台芸 / 音楽様式 |
研究成果の概要 |
本研究は、浪花節の展開を 「女流」 の観点から把捉しようとする試みであった。 言説分析と音盤の分析から、これまでほとんど言及されてこなかった過去の女性演者たち(一群の「浪花節芸者」を含む)の存在と彼女達の様式を、浪曲史の中で位置づけるとともに、女性演者が男性に対するのとは異なる評価基準に基づく視線にさらされ、それらを受けとめながら、どのように自らの活動を行ってきたかの一端を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、一点目に、芸能研究においてこれまで手付かずであった「浪花節における女性」という問題領域を開拓した点、二点目に、ジェンダー研究において、日本の明治期から大正期の浪花節という限定的な分野で女性がどのように活動したのかの一端を明らかにした点にある。
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