研究課題/領域番号 |
17K02361
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
山本 和史 岡山大学, 教育学域, 教授 (40294392)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | GreenWoodWork / 生木加工 / 乾燥変形 / WoodTurning / 3D-CAD / 3D-Scanner / 生材加工 / Wood Turning / 3D CAD / 3D scanner / 木育 / 3Dスキャンによる検体計測 / ShavingPony / WoodTurning指導 / GreenWoodWork指導 / 雑木利用 / GreenWoodWorkの教育価値 / 樹種と形状による収縮歪み比較 / テンパリング等の変形抑制効果 / 未乾燥木材の仕上げ方法 / Turning刃物の研磨 / 教育効果 / 収縮変形 / 3DCAD計測 / 3Dスキャン / 里山クラフト / 和ロクロとターニング / 繊維方向での伸長 / 収縮時の割れ / 冷め割れ / グリーンウッドワーク / 里山クラフト研究会 / 樹種判定 / 芯持ちロクロ加工 / ターニング |
研究成果の概要 |
GreenWoodWorkの指導的知見を得て、大学の工芸授業で実践すると共に、工芸家達と研究会やワークショップを行い、展覧会を通じて社会的波及を図った。樹種ごとの香りと瑞々しい木質を感じながらの加工は、作る喜びと共に、周囲の自然環境との繋がりを実感出来る木育活動であると確認。並行して木工ロクロ加工の指導実践を深め、テキストを作成して共働者を育成。 厚みを揃え均一に乾燥させることで、芯持ち生木を器状に加工できる事を確認。加工後の収縮変形について「見える化」を模索。15樹種から81検体を作成し、繊維方向含めた乾燥変形について、3DスキャナーとCADを用いて各樹種ごと図とデータで表した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
里山の二次林を萌芽更新サイクルで利用することは、今後日本の重要な山林事業となるであろう。その意義と利用価値を、環境と経済の視点から"木育"として社会認識を高める必要がある。モノづくりに関わる高等教育機関、特に教員養成の内容へ組み込まれる価値は大きい。またWoodTurningはハード面の普及に、技術指導が遅れており、急務である。 多様な雑木に関する木質データは限られており、モノづくりに直接活かされる姿とは言いがたい。専門知識を要さず、直感的に理解できるデータのあり方・示し方が、創造的な展開に必要であり、今回の図表作成はその一考である。木工家やデザイナー、一般消費者の木育としての機能を期待する。
|