研究課題/領域番号 |
17K02370
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
|
研究機関 | 京都市立芸術大学 |
研究代表者 |
石原 友明 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 教授 (60315926)
|
研究分担者 |
砂山 太一 京都市立芸術大学, 美術学部/美術研究科, 講師 (50750460)
石谷 治寛 京都市立芸術大学, 芸術資源研究センター, 非常勤講師 (70411311)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | デジタルアーカイブ / アート・アクティビズム / コンピューティング・デザイン / タイムベースト・メディア / オープンデータ / 3Dスキャン / AI / アーカイブ / 写真 / VR / AtoM(AccesstoMemory) / 芸術資源 / デジタル・アーカイブ / オープンソース / イノベーション・エコシステム / コモンズ |
研究成果の概要 |
デジタルアーカイブの創造的活用を通して、地域の記憶を継承できるコミニュティーとエコシステムを形成するための実践知の獲得が本研究の課題である。 コンピューターを用いた建築計画や京都のAIDSアクティヴィズムの資料に関するデジタルアーカイブの実践と公開を行った。それらを通して、単なる資料体の蓄積・管理を超えて、記憶の再演やマイグレーションが促進され、新たな地域コミュニティーの醸成につながるオープンデータの活用と、アーカイブ作業を通した共有空間の道筋が開かれた。 それによって、既存のアーカイブ機関での集中管理ではなく、将来的な分散型のアーカイブの可能性が展望される。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の建築史を踏まえ、3D、AIなど最新技術を駆使した未踏のアーカイブ実践を行うとともに、これまでの美術史やメデアアートの歴史で見過ごされてきた過去の歴史を再認識するためのアート・アクティビズムに関するアーカイブの実践が実現した。ウェブサイト、美術館、大学ギャラリーでの公開につながり、論文や出版物で概要を公表した。建築史やメディアアート史をこれまでとは異なる形で構成するための豊富な資料の公開につながった。それらの事例研究を重ねるとともに、今後のデジタルアーカイブの創造的な活用について芸術大学間での体制と連携を強化するとともに、芸術研究を超えたインパクトを与えた。
|