研究課題/領域番号 |
17K02380
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 日本女子体育大学 |
研究代表者 |
森 立子 日本女子体育大学, 体育学部, 教授 (40710843)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | バレエ音楽 / アーカイブ / バレエ / 舞台芸術 / バレエ史 / 芸術諸学 / 音楽 / 舞踊 |
研究成果の概要 |
本研究では、「バレエ音楽に特化したアーカイブ」を構築するために必要な基礎作業を行った。まず、主要バレエ作品について、1.楽譜資料の所蔵状況調査、2.(入手可能な)異なるヴァージョンの楽譜の比較検討を行った。また、バレエ音楽を基にした編曲作品の実態を明らかにすべく、特徴的な作品例を抽出し分析を加えた。一方、舞台音楽に特化した専門図書館の例として、英国ロイヤル・オペラ・ハウス(コヴェントガーデン)音楽ライブラリーの訪問見学を行い、その際にライブラリー主任のトニー・リッカード氏へのインタビューを実施した。これらの成果を基盤に、今後さらにアーカイブモデルの作成にむけて作業を進める予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、バレエ音楽に関する資料、特に楽譜を網羅的に収集するアーカイブの構築を前提として作業を開始した。そしてその作業の過程で、個々の上演の条件に合わせて作られたヴァージョンが無数に存在すること、アクセスの難しい資料(個人蔵等)も多く存在すること等、アーカイブ構築の際に生じうる複数の問題点を整理することが出来た。これらの問題点が明確になったことにより、バレエ音楽関係資料の「総体」のどの部分を選択してアーカイブ化するべきかという次段階の課題の抽出に至り、アーカイブの具現化へ向けてのさらなる一歩を踏み出すことが出来た。
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