研究課題/領域番号 |
17K02386
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 昭和音楽大学 |
研究代表者 |
佐藤 良子 昭和音楽大学, 音楽学部, 講師 (50634622)
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研究分担者 |
武濤 京子 昭和音楽大学, 音楽学部, 教授 (90339903)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アートマネジメント教育 / カリキュラム / 人材育成 / 国際組織 / ネットワーク / 芸術政策・産業 / アートマネジメント |
研究成果の概要 |
本研究はアートマネジメント教育に係る国際組織を主な対象として調査を行い、国際的な動向を把握するとともに、国内外のアートマネジメント教育に関する情報収集と課題の分析にもとづき、日本のアートマネジメント人材の育成方策を検証することを目的とする。調査の結果、グローバル化の進展に伴い、アートマネジメント教育の分野においても北米、欧州、アジアの各地域をまたぐ組織間ネットワークが拡大傾向にあることを把握した。これらの国際組織の活動に関する国内の先行研究は少なく、本研究において実態を明らかにしたことにより、アートマネジメント教育者を支援する仕組みやカリキュラムのあり方について重要な示唆を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
調査対象組織のひとつ、Association of Arts Administration Educators(以下AAAE)が編纂した最新の学部レベルのカリキュラムスタンダードを日本で初めて翻訳し、これを所収した冊子「AAAEのカリキュラムスタンダード」を発行した(2019年)。これを踏まえてフォーラム「アートマネジメント教育の国際的動向-AAAEの活動とカリキュラムスタンダードを中心に-」を開催した(2019年)。以上の成果はアートマネジメント教育の国際的な動向を把握するうえで重要なエビデンスを示しており、国内のアートマネジメント教育の客観的な検証にも資するものとして重要な意義を持つ。
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