研究課題/領域番号 |
17K02405
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
|
研究機関 | 神奈川県立近代美術館 |
研究代表者 |
籾山 昌夫 神奈川県立近代美術館, 普及課, 課長 (80393073)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | ポーランド / ポスター / デザイナー / ヴィラヌフ / ワルシャワ / 美術アカデミー / 社会主義 / ソヴィエト連邦 / デザイン / ムロシュチャク / トマシェフスキ / レニツァ / ムウォドジェニェツ / チェシレーヴィチ / スタロヴィエイスキ / ソヴィエト / 視覚デザイン / ソヴィエト連邦建設 / 表象文化論 / 比較文化 / 旧ソヴィエト連邦 |
研究成果の概要 |
ポーランドのヴィラヌフ・ポスター美術館の協力を得て、神奈川県立近代美術館が所蔵する290点のポーランドのポスターの全容を明らかにし、その内176点を2019年4月から6月まで同館で開催した「日本・ポーランド国交樹立100年記念 ポーランド・ポスター展」で展覧した。それらのデータや考察は図録兼書籍『神奈川県立近代美術館所蔵 ポーランド・ポスターの光彩』に掲載した。残る114点のデータとポスターデザイナーの評伝は、2020年3月に発行した『「ポーランドと旧ソヴィエト連邦の視覚デザインとその周辺領域の比較研究」報告書』に掲載した。また、研究ノート「ポーランドの歴史とポスター芸術の展開」も掲載した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ポーランドの美術館との国際研究協力によって、国内美術館に所蔵されるポーランドのポスターに新たな光を当て、国交樹立100年を記念する展覧会を開催することで、それらを文化資源として国民に還元することができた。また、ポスター制作の背景にあるポーランドの歴史や文化についても、東西ヨーロッパの枠組みの変化を踏まえた新しい観点から分析することができた。
|