研究課題/領域番号 |
17K02412
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
渡辺 匡一 信州大学, 学術研究院人文科学系, 教授 (40306098)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 真言宗 / 学問形成 / 佛法紹隆寺 / 宝聚院 / 談義所 / 智積院 / 諏訪神仏ポロジェクト / 神宮寺 / 教義書 / 善光寺 / 諏訪神仏プロジェクト / 廃仏毀釈 / 仏法紹隆寺 / 純瑜 / 糸玉抄 / 糸玉集 / 論義 / 新義真言宗 / 教相書 / 中世 / 近世 |
研究成果の概要 |
中世から近世期において、真言宗寺院における学問形成がどのように展開されたかを明らかにするために、長野県諏訪地方における真言宗の談義所である佛法紹隆寺(長野県諏訪市四賀桑原)と、神宮寺末寺である善光寺(長野県諏訪市湖南)所蔵の典籍、特に「教相関係典籍」の調査・研究を中心に、福島県磐城地方における真言宗の談義所である宝聚院(福島県いわき市西小川)、近世期、宝聚院の本寺であった新義真言宗智山派本山である智積院(京都府京都市)所蔵の「教相関係典籍」の調査・研究も併せて行った。佛法紹隆寺所蔵典籍に関しては、全典籍(3000点6000冊)の書誌情報データベースを寺院HPに公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近世期における教相関係典籍を対象とする調査・研究はほとんど行われてこなかった。本研究は、近世期における教相関係典籍を調査・研究の対象として用いるところに学術的意義がある。 多くの調査・研究が各宗派の大寺院の典籍を対象としているのに対して、本研究は、地域の寺院に注目し、地域寺院における学問展開を明らかにするところに学術的意義がある。 各寺院の調査・研究によって、文化財指定を行うところに社会的意義がある。
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