研究課題/領域番号 |
17K02453
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
有元 伸子 広島大学, 文学研究科, 教授 (50202768)
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研究分担者 |
久保田 裕子 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (30262356)
武内 佳代 日本大学, 文理学部, 教授 (40334560)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 三島由紀夫 / 演劇 / 映像 / アダプテーション / 映画 |
研究成果の概要 |
本研究では、三島由紀夫の文学が、同時代から現在にいたるまで、どのように受容され、演劇や映像のアダプテーション作品として再創作されたかを検討した。上演資料を収拾・整理するとともに、「三島由紀夫とアダプテーション研究会」を立ち上げて、近現代文学・演劇・映画・近世文学・海外(タイ)などの幅広い研究者、実作者(演出家、映画監督)とともに共同研究を行い、三島作品が総合的な文化現象として生成されていく過程を追究した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
三島由紀夫は没後50年たった今日でも、忘れ去られることなく高い知名度と読者を保っているが、その要因の一つは、途切れることなく続いてきた三島作品の舞台化・映像化にある。本研究では、三島作品のアダプテーション(翻案)を検討することで、時代や空間、原作者と創作者の個性といった要因が複合しつつ創・受容され、「三島由紀夫」作品が更新されていく過程を解明し、今日のメディア・ミックス状況にも接続することが可能となった。
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