研究課題/領域番号 |
17K02501
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
横山 茂雄 奈良女子大学, その他部局等, 名誉教授 (10144726)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ジョン・ディー / アンティクエリアニズム / 17世紀英国 / ジョン・オーブリ / トマス・フラー / 占星術 / 普遍言語 / 英文学 / 17世紀 / トマス・ フラー / ジョン・ウィルキンズ / フランシス・ロドウィック / ジョージ・ダルガーノ / イライアス・アシュモール / エドワード・ケリー |
研究成果の概要 |
本研究は、16世紀英国の学者ジョン・ディーが17世紀英国のアンティクエリアニズムに及ぼした影響を考察することを目的とする。代表的なアンティクエリアンの一人で近代考古学の基礎を築き、王立協会のメンバーでもあったジョン・オーブリの場合、占星術研究および普遍言語創出の分野でも熱心な活動を行なっており、彼がディーに強い関心を抱き続けたのは、その双方の分野の先達としてディーを重視していたためだという可能性が高いことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近代の学問諸分野の基礎、萌芽となった17世紀英国のアンティクエリアニズムの全容、詳細に関しては、たとえばジョン・オーブリの著作群の厳密な翻字校訂版がいまだ出揃わない事実に端的に見られるように、十全な研究が進捗しているとは言いがたい状況にあるが、16世紀のジョン・ディーが及ぼした影響に焦点を絞り、オーブリの王立協会における普遍言語に関する活動なども視野に入れて調査分析した本研究は、その欠を補うものである。
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