研究課題/領域番号 |
17K02520
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 東京女子大学 |
研究代表者 |
浜名 恵美 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (20149355)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 世界シェイクスピア上演研究 / 認知学的アプローチ / 世界シェイクスピア上演 / 認知的アプローチ / シェイクスピア / 上演研究 / ディジタル・ヒューマニティーズ / 没入型演劇(イマーシブ演劇) / 英文学 |
研究成果の概要 |
従来の世界シェイクスピア上演研究は、主に、役者と観客の感覚(特に視覚、聴覚)や知覚―役者はどのように演じるのか(見せるのか、話すのか、動作をするのか)、観客はどのように感じたり反応したりするのか―を解明しようとしてきた。本研究では、上演が観客の認知(知識表現、記憶、知識獲得、概念形成などの人間の知的な働き)に与えるインパクトの一端を解明した。さらに、特に連続するフィードバック・ループ(繰り返し)によって上演されるSleep No Moreのような没入型演劇の場合、上演が認知を拡張する可能性があり、この点からも認知的アプローチをさらに推進するべきであると提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界シェイクスピア上演研究と21世紀に新たに重視されている分野である認知学的アプローチを接合し、シェイクスピア作品の上演の新たな意義を積極的に見出すだけでなく、その世界各地における多様な上演を今日の世界が必要としている認知学的実践の促進に資するような理論的・実践的な方法をも探求した。
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