研究課題/領域番号 |
17K02521
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
日高 真帆 京都女子大学, 文学部, 教授 (90407619)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 比較芸術 / 比較文化 / 舞台芸術 / 受容 / 翻案 / ビアズリー / 三島由紀夫 / 唯美主義 / 日欧芸術 / サロメ / 比較文学 / 英米文学 / 演劇 |
研究成果の概要 |
本研究では、明治・大正・昭和時代の日欧芸術の相互影響関係において唯美主義が果たした役割と波及効果の諸側面を究明した。その結果、19世紀末から20世紀後半に至る幅広いスパンで西欧の唯美主義が日本の美術界・演劇界・文学界に横断的に与えた影響や、世紀末芸術と日欧の現代芸術との関連性における多様な受容の特徴が明らかになった。研究成果は海外での共著の出版・国際学会での招待発表、海外の大学での講演・事典や美術展図録の解説記事等を通して国内外で幅広く公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
唯美主義を切り口に研究することにより、日本と西欧の芸術や、美術・演劇・文学を始めとする異なる芸術分野が、相互にどのように関連し合って発展して来たのかを、具体的な作品例の分析を通して明らかにすることができた。その研究成果を、英語では共著・講演の形で国際的に公表し、日本語でも美術展の解説記事の執筆という形で公表することで、学界に留まらず広く社会に還元し、異なる時代・分野・文化圏の相互関連性を示すことができた。
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