研究課題/領域番号 |
17K02527
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
|
研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
秋元 孝文 甲南大学, 文学部, 教授 (70330404)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | エトガル・ケレット / ニコール・クラウス / ユダヤ / Nicole Krauss / イスラエル / アメリカ文学 / イスラエル文学 / ユダヤ文学 / ネイサン・イングランダー / Etgar Keret / Israeli / Jewish / fiction / 温又柔 / 福永信 / 木村友祐 / ユダヤ系文学 |
研究成果の概要 |
本課題の中心となるイスラエルの作家エトガル・ケレットにまつわる公開イベントを2018.2019年に甲南大学で開催した。2018年にはEtgar Keret: based on a True Storyを字幕を付したうえで上映、3人の日本作家を招いてのシンポジウムを開催。2019年にはケレット本人と妻で共同映画監督のシーラ・ゲフェンを招き、映像作為品の上映とケレットと西加奈子の対談を実施。同時に映像作品の映画祭も開催。関連してアメリカのユダヤ系作家のコール・クラウスについて学会シンポジウムで発表した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の読者にはあまりなじみのないイスラエルの作家エトガル・ケレットの作品を日本の読者に届く形で紹介し、フィクションが現代社会において持つ可能性を日本の作家たちとともに探求し、また彼の作品への日本の読者・観客の反応をデータとして集積し、研究の材料とすることができた。またアメリカのユダヤ系作家ニコール・クラウスについても学会で発表。異文化への理解を促すと同時に、ユダヤ的なものについてのアメリカとイスラエルでの類似と相違について考察する端緒となった。
|