研究課題/領域番号 |
17K02535
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
村上 東 秋田大学, 教育文化学部, 非常勤講師 (80143072)
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研究分担者 |
中山 悟視 尚絅学院大学, 総合人間科学系, 准教授 (40390405)
塚田 幸光 関西学院大学, 法学部, 教授 (40513908)
大田 信良 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (90233139)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 冷戦期 / ソフト・パワー / アメリカ合衆国 / 表象文化 / ナショナリズム / 合衆国 / 文学史 / 合衆国文化 / 冷戦 / 世紀末 / 文化史 / 世紀転換期 / 冷戦期合衆国 |
研究成果の概要 |
冷戦期を対象とする研究を深化させるため前後の時代を扱い、冷戦期に続く対抗文化期に関する論文集『ヒッピー世代の先覚者たち』を昨年刊行。冷戦期に先立つ二十世紀前半に関する論文集『メディアと帝国』の刊行準備をほぼ終えている。また大恐慌時代と冷戦期の関連に焦点を当てるシンポジアム「刻まれた断絶、忘れられた連続 プロレタリア期から冷戦を見直す」を日本アメリカ文学会全国大会で行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アメリカ合州国が超大国(覇権国家)として世界に強い影響を与えるようになるのが冷戦期だが、その時代の合州国文化の問題を文化ナショナリズムと捉えることで政治との関係を整理し、日本を含む諸外国に及ぼす影響をソフト・パワーの概念を使い考察してゆく今までない方法論と問題意識を備えた研究である。同時に、冷戦期の政治が人文学に強いた制約である作品論と地域研究に終始する従来の研究姿勢に対する反省を踏まえている。
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