| 研究課題/領域番号 |
17K02536
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 研究分野 |
英米・英語圏文学
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| 研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
宇津 まり子 山形大学, 人文社会科学部, 准教授 (20331291)
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| 研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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| 配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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| キーワード | Kate Chopin / Acadian / 'Cadian / Cajun / Creole / アカディアン / ケイジャン / クレオール / ケイト・ショパン / 英米文学 |
| 研究成果の概要 |
ルイジアナ作家として、Kate Chopinはクレオールやアカディアンの人物を作品に描いたが、彼女は登場人物の民族名を常に明確に示している訳ではなかった。この「名付け」はむしろ後年に発展したショパン研究者たちによるもので、「貴族的なクレオール」「貧しいアカディアン」といった一般的な概念に依拠するものである。歴史分野の資料は、19世紀末にケイジャンと呼ばれるようになるアカディアンについて、南北戦争混乱期を経てその構成が大きく変わったことを示しており、ここで得た知見から、ショパンが民族名をつけなかったのは、過渡期の混沌とした様をそのままに表現しているものである可能性があると結論した。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ショパン研究においては、作家の死亡から研究対象としての確立の間に60年以上の隔たりがある。後年の批評家は、家柄や経済状況から登場人物の民族を印付け、アカディアンは後にケイジャンになると簡単に説明してきた。しかし、歴史分野の資料はアカディアンとケイジャンの間にある構成人口の不連続性を明らかにしており、貧しさを即アカディアンの印とすることは、ショパンの時代以後に定着したプア・ホワイトのケイジャンというステレオタイプに依拠したアナクロニズムである可能性がある。ショパン本人が民族名を示していない登場人物もいるという事実に、今一度目を向ける必要があることを明らかにできた。
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