研究課題/領域番号 |
17K02547
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
城戸 光世 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 教授 (10351991)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アメリカ文学 / 女性作家 / 旅行記研究 / 19世紀アメリカ文学 / アメリカン・ルネサンス / 旅行記 / 19世紀女性作家 / Travel Writing / 旅行文学 / アメリカ女性作家 / Sarah Orne Jewett / 英米文学 |
研究成果の概要 |
コロナ禍で予定していた調査ができず2年ほど期間延長したが、2017年にはSarah Orne Jewettについてシンポジウムで招待発表を行い、また同年ピュリツァー賞受賞者Megan Marshall氏を招いて国際ワークショップを企画開催することができた。また2018年には国際学会でのセッション、同年イギリス・ロマン派学会シンポジウム、2021年フォークナー協会や英文学会関東支部など各学会シンポジウムに登壇し、JewettやEdith Wharton、Margaret Fullerら広くアメリカ女性作家たちの旅行記について発表し、様々な共著や学術誌等でその成果を発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
旅行記研究は、ジェンダー、人種やエスニシティ、ポストコロニアリズムといった様々な観点から、また人類学や地理学といった異なる専門分野と領域横断的に関心を共有する点からも、21世紀に入って研究が盛んになってきた分野である。イギリス文学についてはいくつか日本でも優れた研究が登場しているものの、アメリカ文学については散発的に研究が見られる程度であり、まだその研究は端緒についたばかりだと言える。本研究課題では、交通革命の起こった19世紀アメリカの女性作家たちの旅行記に注目し、数多くの学会シンポジウムや共著論文等でそのテクスト分析と報告を行い、このジャンルとその研究の重要性を周知させたことに意義がある。
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