研究課題/領域番号 |
17K02555
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
島貫 香代子 関西学院大学, 商学部, 准教授 (30724893)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アメリカ文学 / ウィリアム・フォークナー / ナサニエル・ホーソーン / American Literature / William Faulkner / Nathaniel Hawthorne / 英米文学 |
研究成果の概要 |
ウィリアム・フォークナーのパリ時代、「あの夕陽」、『八月の光』、『標識塔』、『野性の棕櫚』、『征服されざる人々』、『シャーウッド・アンダソンと他の有名なクレオールたち』、そしてナサニエル・ホーソーンの『七破風の屋敷』における住まいと暮らしに関する資料収集・現地調査(ニューオーリンズ)・研究発表・論文執筆を行った。こうした考察の過程で、場所論を人種・民族問題に結び付けて論じることが増え、テーマが広がったことで、最終的に当初の研究計画よりも有意義な成果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フォークナー研究において人種・民族問題は重要な研究テーマの一つであるが、住まいと暮らしの議論と人種差別・隔離政策としてのジム・クロウを組み合わせた研究はあまり例を見ないため、こうした内容の考察に取り組んだ本研究は学術的意義が高いと思われる。ブラック・ライヴズ・マターで黒人の存在意義が問われるなど、現代のアメリカにおいても、人種・民族問題は避けては通れないテーマであるため、本研究は社会的意義も高いと思われる。
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