研究課題/領域番号 |
17K02559
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
中村 亨 中央大学, 商学部, 教授 (70328029)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | Modernism / モダニズム / 黒人表象 / アメリカ文学 / イギリス文学 / 人種 / ハーレム・ルネッサンス / 異文化交流 / トランスナショナル / 英語圏文学 |
研究成果の概要 |
シャーウッド・アンダソン、ジーン・トゥーマー、アーネスト・ヘミングウェイという三者の関係と、アフリカ系作家の台頭を白人への脅威と捉えるウィンダム・ルイスとアンダソン、ヘミングウェイとの関係、そしてエズラ・パウンドと日本人芸術家たちとの関係を軸に、白人による英語圏モダニズム文学と非西洋世界の伝統を継ぐ同時代の表現者たちとの相互交渉を探った。 英国の文化的伝統から独立した多文化主義的な理想に基づくアメリカ文学を生み出そうとする動きと人種間の文化的分離を目指す著作家たちの動きの衝突と離反、黒人を白人が模倣するミンストレル・ショーの伝統の転用といったモダンな文化創造のダイナミズムの一端が分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アメリカ文学においては、伝統的にアフリカ系作家の文学と白人の文学は伝統的に別個の切り離された領域として研究され、両者の関連についての研究は乏しかった。1990年代から両者の関連を探求する著作が増えてきたが、それでも全貌の解明からは未だほど遠く、特にヘミングウェイとウィンダム・ルイスに関しては白人以外の芸術家や表現者との関わりはほとんど論じられていない。 本研究はその未開拓の地平の一端に光を当てるものである。
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