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西洋古典文学における「カッリマコス主義」の実証的解明を基幹とする作品論研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K02596
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学
研究機関首都大学東京

研究代表者

大芝 芳弘  首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (70185247)

研究分担者 小池 登  首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (10507809)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードカッリマコス / 伝統と革新 / ジャンル / 詩学 / 詩論 / 西洋古典学
研究成果の概要

本研究は、西洋古典文学における伝統と革新の問題の解明のため、カッリマコスの詩論、所謂「カッリマコス主義」に焦点を当てたものである。「細やかな詩」を理想とするその詩学と先行文学との関係、またカッリマコス自身の詩作におけるその実践、また後世、特にローマ文学に与えた影響の具体的な様相などが主たる関心事であった。結果として、詩人自身の詩学の実践に関しては相当程度の進捗を見た。またローマ文学への影響に関しても、ホラーティウスらへの重要な影響関係を具体的に跡付けることができた。これにより、改めてカッリマコス詩学の重要性を確認するとともに、今後の研究課題へと繋がる成果を上げることができたと考えている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

カッリマコスの重要性は欧米では広く認識されてきたが、我が国では必ずしも十分に研究されてきたとは言えない。本研究はその欠落を埋めるべく一定の貢献をなすとともに、さらに今後の研究を促すものであると考えている。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018 2017

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] アイスキュロス『ペルサイ』93-101行の位置に関する文献学的考察2018

    • 著者名/発表者名
      小池 登
    • 雑誌名

      哲学誌

      巻: 60 ページ: 1-17

    • NAID

      40021599213

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [雑誌論文] Horatius, Carm.2.16 Otium divos2017

    • 著者名/発表者名
      大芝芳弘
    • 雑誌名

      フィロロギカ

      巻: 12 ページ: 15-46

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] Propertius, 3.11.57-72の読みと解釈について2019

    • 著者名/発表者名
      大芝芳弘
    • 学会等名
      古典文献学研究会(フィロロギカ)第18回研究集会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [図書] 『英雄伝』の挑戦――新たなプルタルコス像に迫る2019

    • 著者名/発表者名
      小池 登、佐藤 昇、木原 志乃
    • 出版者
      京都大学学術出版会
    • ISBN
      9784814001989
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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