研究課題/領域番号 |
17K02655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
出羽 尚 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (00434069)
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研究分担者 |
木村 三郎 日本大学, 芸術学部, 研究員 (00130477)
植月 恵一郎 日本大学, 芸術学部, 教授 (10213373)
松田 美作子 成城大学, 文芸学部, 教授 (10407611)
時田 郁子 成城大学, 文芸学部, 准教授 (60757657)
伊藤 博明 専修大学, 文学部, 教授 (70184679)
山本 真司 青山学院大学, 経済学部, 准教授 (80434976)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | エンブレム / ウィリアム・シェイクスピア / ハーマン・メルヴィル / ジェイムズ・トムソン / エドマンド・スペンサー / ジャン=ジャック・ルソー / ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ / ハインリヒ・フォン・クライスト / クロード・パラダン / パオロ・ジョーヴィオ / シェイクスピア / エドモンド・ウォラー / ハンフリー・レプトン / クライスト / アレグザンダー・ポウプ / 『ペリクリーズ』 / 旧約聖書 / 『ファウスト』 / 『ヒエログリフ集』 / 『ホラティウスのエンブレム集』 / 『白鯨』 / ドゥレクリューズ / ジェームズ・トムソン / クォールズ / ヴィーリクス / ハインリッヒ・フォン・クライスト / 文学一般 / 文学論 / 美術史 / 芸術諸学 |
研究成果の概要 |
16世紀に登場したエンブレムという媒体が、数世紀を経た18世紀、19世紀に制作された文学作品や出版、上演活動において、いかに受容され、そしていかに変容したのかを明らかにした。 イギリスについては、ジェームズ・トムソンやアレグザンダー・ポウプの作品、スペンサーリヴァイヴァルにおける出版活動、エンブレム復興活動とシェイクスピアの出版活動や舞台上演活動、アメリカについては、メルヴィルの作品、また、フランスについては、文学作品の出版活動やルソーの著作やドレクリューズの批評文、そして、ドイツのクライストやゲーテと、国をまたいだ幅広いエンブレムの展開を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エンブレムと文学との関係は長く研究のテーマとなってきたところであるが、本研究の成果は、複数の国の文学作品を取り上げることによって、地域横断的に展開したエンブレムの影響を明らかにした点に加え、文学作品のテクスト分析のみならず、文学作品の出版活動や挿絵、さらには舞台上演活動にも注目することによって、メディア横断的にエンブレムが展開した様子についても明らかにした点に、とりわけ学術的意義を持つものである。
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