研究課題/領域番号 |
17K02659
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
北田 信 大阪大学, 大学院人文学研究科(外国学専攻、日本学専攻), 教授 (60508513)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ネパールの演劇写本 / 民族文化 / カトマンドゥ盆地 / チベット・ビルマ語族 / 古典ネワール語 / 中世マッラ王朝 / ミティラー語文学 / ベンガル語文学 / ネワール / 挽歌 / ネパール / 宮廷演劇 / 写本 / チベット・ビルマ語 / ミティラー語 / 新期インド・アーリア語 / 演劇写本 / カトマンドゥ / バクタプル / マッラ王朝 / 演劇舞踊 / 地方文化 / チベット・ビルマ語系 / インド・アーリア語 / ビルハナ / 演劇 / ネワール語 / バクティ / 伝統芸能 / 民族音楽 / チベット・ビルマ諸語 / 中期ベンガル語 / 演劇・伝統芸能 / 南アジア古典音楽 / 外国文学 / 芸術諸学 / 東洋史 / 印度哲学 / 文化人類学 |
研究成果の概要 |
ネパール・カトマンドゥ盆地に栄えた中世マッラ王朝の宮廷演劇を、演劇台本写本に基づいて文献学的に研究した。また、今日まで受け継がれているネパールの伝統芸能を現地調査し、文献と比較した。このことにより、ネパールの民族的アイデンティティが、初期の演劇作品群に、どのように打ち出され、明確化されていったかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日のネパールの国民文化を代表する伝統芸能の多くは、カトマンドゥ盆地の先住民ネワール族(チベット・ビルマ語系)が興した中世マッラ王朝期の宮廷演劇や儀礼を起源としている。マッラ宮廷の演劇文化は、インド東部(ベンガル及びミティラー)の宮廷文化の影響を受けながら発達した。中世ネパールの初期戯曲群を研究することにより、インド・ネパールの芸能文化の特色とその起源を究明し、またそれを基盤にして、ネワール独自の民族文化がどのように発現したかを明らかにした。
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