研究課題/領域番号 |
17K02690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 大東文化大学 |
研究代表者 |
福盛 貴弘 大東文化大学, 外国語学部, 教授 (00407644)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | トルコ語 / トルクメン語 / 音節構造 / 母音 / アクセント / イントネーション / プロソディー / フォルマント周波数 / トルコ諸語 / 二重母音 / 長母音 / 音節 / 音声学 / 実験音声学 |
研究成果の概要 |
トルコ語は、基本的には語末が高くなるという語声調が主でアクセントの位置の指定がない高さアクセント言語である。ただし、約10%の語彙には、例外的に語中のアクセントの位置の指定がある。この例外アクセントの位置は音節構造と密接に関連しているため、より精査を加えるためにTurkce Sozlukの62722語の見出し語を対象として、3450種、のべ223539件の音節構造の一覧を作成した。 トルクメン語については、母音のIPA表記の精査と、音調の素描を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
トルコ語の音節構造一覧については、国内外問わず一つの辞典の全見出し語を対象としての計量化は行なわれておらず、重要な基礎資料となる。 トルクメン語の音声については、簡単な発音指導レベルの記述はなされているが、音響音声学的な分析はこれまでの研究でほぼ報告されてこなかった。これは、当該言語を音響音声学的に分析しようとする研究者が、これまでにいなかったからである。世界の言語の音声の紹介でもトルクメン語が掲載される機会は稀少であり、本研究による分析結果は多言語の音声を紹介する役割を担っている。
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