研究課題/領域番号 |
17K02693
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
鈴木 利彦 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (40433792)
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研究分担者 |
佐藤 亜美 名古屋商科大学, 国際学部, 専任講師 (20823280)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 語用論 / 英語教育 / 異文化交流 / 言語学 / スピーチアクト / 国際交流 |
研究成果の概要 |
「英語スピーチアクトコーパス(SAC)」に関して、[A]-感謝、依頼、賛辞、提案、[B]-謝罪、招待、苦情、申し出、を対象とし、英国において4回のデータ収集を実施し、32の[A]記述式回答と音声データ、33の[B]記述式回答と音声データ、12組の[A]ロールプレイ・ビデオデータ、13組の[B]ロールプレイ・ビデオデータを得た。海外交流大学とSACを活用したサイバー協働学習プロジェクトを行い、アンケートの結果から、総合的に参加者が学習意義を感じたことを確認した。大学生を対象に「感謝」、「謝罪」、「依頼」、「招待」に関して大学入学前までの学習経験についてアンケート調査を実施して現状把握を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「英語スピーチアクトコーパス」の構築・拡充により、8種類の英語スピーチアクトにつきその語彙、構文、ディスコース、ポライトネスに関する方策を分析研究するためのデータが得られ、学術的にも社会的にも意義深い研究の成果を上げることができた。「ICT を活用したサイバー異文化交流活動に於けるSAC 活用のための教材および教授法の研究・開発」に関して実践活動を通じて意義のある実証を行うことができた。大学入学前までの学習経験についてのアンケート調査により、「日本の英語教育におけるスピーチアクトとポライトネスの取扱いの現状」につき意義のある研究を進めることができた。
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