研究課題/領域番号 |
17K02695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
高垣 敏博 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (00140070)
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研究分担者 |
上田 博人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 名誉教授 (20114796)
宮本 正美 神戸市外国語大学, 外国学研究所, 名誉教授 (20131477)
福嶌 教隆 神戸市外国語大学, 外国学研究所, 名誉教授 (50102794)
R・TINOCO Antonio 上智大学, 外国語学部, 教授 (80296889)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | スペイン語学 / 言語地理学 / 方言学 / 言語バリエーション / 統語論 / アンケート調査 / 言語学 |
研究成果の概要 |
スペイン語の文法研究で問題となる統語現象(叙法、人称代名詞、再帰代名詞、関係詞、性・数の一致、主述の一致、語順、ボイスなどのテーマ)の使用実態を、スペイン語圏における現地アンケート調査の結果により明らかにし、その調査結果を公表するのが本研究の目的である。このような地理的バリエーションという観点を導入することにより、広域使用言語であるスペイン語の文法研究に新たな視点や分析法をもたらすことができると期待する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで主要な文法課題について、スペイン語圏全域を包括的・体系的に俯瞰しながら取り扱った研究はあまり知られていない。20か国をこえるスペイン語圏の主要都市で現地のアンケート調査を実施し、得られた結果をテーマごとに全都市で比較することが可能になってきた。このような調査は、スペイン語圏の研究者の間でも前例がほぼないに等しい。スペイン語圏各地の変異形を網羅的に提供する本研究の成果は、内外のスペイン語文法研究に貢献できるとともに、スペイン語教育の観点からも有益であると期待される。
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