研究課題/領域番号 |
17K02718
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
岡田 祥平 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (20452401)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 書体 / フォント / パラ言語情報 / 非言語情報 / 語用論的機能 / 新用法 / ステレオタイプ / 役割語 / 音声 / 発話者のキャラクタ |
研究成果の概要 |
現代日本語の文字言語に観察される書体(フォント)の多様性の背景の一要因として,書体には語用論的な効果を伝える役割・機能やパラ言語情報と非言語情報を伝える役割・機能があるのではないかという結論を見出した。また,本研究課題に関連する現代日本語の動態についての研究も実施するとともに,小学生にその研究成果を伝える授業を行うなど,学術研究の世界にとどまらない形で研究成果の発信を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
普段,誰もが日常生活で親しんでいるテレビやインターネット動画で観察される書体の多様性の理由を言語研究の立場から整理した点は,現代日本語の動態を整理したという学術的意義は勿論のこと,社会や国民が言語研究の魅力,面白さに気付ききっかけとなると同時に,日常生活の何気ない事象であっても専門的な立場から検討することで当該事象が生起する理由を整理できるという,言語研究の存在意義を伝えることができるという点で。一定の社会的意義があると考える。
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