研究課題/領域番号 |
17K02733
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
秋山 英治 愛媛大学, 法文学部, 教授 (40636148)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | アクセント / 芸予諸島 / 瀬戸内しまなみ海道 / 京阪式アクセント(中央式) / 東京式アクセント / 芸予諸島方言アクセントデータベース / 京阪式アクセント / 歴史的変遷 / 架橋による影響 / 動詞 / 愛媛県島嶼部 / 魚島方言 / 漢語 / 外来語 / 中央式 / 類別体系 / 式の有無 / 芸予諸島方言 |
研究成果の概要 |
瀬戸内しまなみ海道域の方言アクセントに関して調査を行ったところ、名詞・動詞・形容詞すべてにおいて、アクセントタイプの分布域が同じであることが明らかになった。これらの結果をもとに、歴史的変遷について考察したところ、かつて芸予諸島には、 広い地域に、「京阪式アクセント」が分布しており、自律的な変化によって「東京式アクセント」へ変化した可能性が高いことが明らかになった。 さらに、瀬戸内しまなみ海道の架橋による影響を分析したところ、架橋が各地の方言アクセントに影響を与えていないことも明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
芸予諸島は、いわゆる京阪式アクセントと東京式アクセントが隣接する地域として、アクセント研究の初期の段階から注目されてきた。しかし、未調査の地点も多く、その実態については、明らかにされていなかった。本研究によって、芸予諸島のアクセントの実態を解明した点に意義がある。 また、瀬戸内しまなみ海道の架橋が、当該地域の方言アクセントに影響を与えたのかについて明らかにした点についても意義がある。
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