研究課題/領域番号 |
17K02748
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
Verdonschot RG 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (30756094)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | language production / psycholinguistics / neurolinguistics / phonology / EEG / speech production / electroencephalography |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでは以下の成果が得られた。第1に、日本語を母国語とする者を対象とした絵―名称課題では、絵と名称単語に音素単位で重なった場合、脳波には有意差がなかったのに対し、モーラ単位で重なったときに、脳波の振幅に顕著な違いを認めた。第2に、日本人英語学習者は英単語に母音をつけてモーラ構造を維持する傾向があるが、英語力が上がるにつれて、英語の発話におけるモーラの物理的兆候が消えていくことがわかった。第3に、韓国語の音韻符号化では、音素には曖昧な役割しかなかったが、音節には顕著な役割が見られた。最後に、音韻ストループ課題は言語産生の音韻単位を調べるのに適したツールであることが実証された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The current findings inform theoretical models on the architecture of the language production system (e.g. Levelt et al. 1999). Additionally, there are numerous societal and practical implications of this project to language education, speech pathology and human-machine interaction.
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