研究課題/領域番号 |
17K02786
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 白百合女子大学 |
研究代表者 |
常盤 智子 白百合女子大学, 文学部, 教授 (60361557)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 日本語史 / 英学資料 / 外国人の日本語研究 / コーパス / データ化 / 言語学 / 日本語学 |
研究成果の概要 |
本研究は明治時代の外国人の手になる口語資料に注目をして、英学資料の電子データ化に取り組んだ。具体的な作業としては、明治6年刊E.M.サトウ著『Kuaiwa Hen』の和文テキスト『春秋雑誌会話篇』についての電子データを作成した後、国立国語研究所のコーパス検索アプリケーション「中納言」での検索を前提としたデータ登録作業を行った。 このほか、期間中に当該資料と並行して、同時期の英学資料2種についても電子データ化の準備に着手することができた。研究期間中に関連の研究発表3件、論文2件の発表を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、明治時代の日本語資料である英学資料を、タグ(コーパスなどの大規模データを検索する際に参照され得るデータ)付きテキストデータへ電子化したことにある。このことは、資料研究の進展に寄与するとともに、電子化が進む日本語史研究の中で外国人による日本語研究の利用価値を示す一助となると考えている。 本研究の社会的意義は、今後の公開作業が進むことで、研究者だけでなく、大学生や大学院生、広く一般の人へもこのデータが利用可能になることがあげられる。当該資料の価値が広く知られる機会となることが期待される。
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