研究課題/領域番号 |
17K02793
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
朴 真完 京都産業大学, 外国語学部, 教授 (90441203)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 朝鮮資料 / 日本語史 / 朝鮮語史 / 文法史 / 語彙史 / 対照研究 / 交隣須知 / 終結語尾 / 対訳 / 二重否定表現 / 21世紀世宗計画コーパス / 外国資料 / 口語 / 中世日本語 / 近世日本語 |
研究成果の概要 |
「朝鮮資料」の本文は原文(日本語)と対訳文(朝鮮語)を対訳形式で記した箇所が多いため、本研究では「朝鮮資料」の資料性を生かして、朝鮮語との対照分析を通して中世から近世にかけての語彙・文法の変遷について記述した。また新資料の発掘にも努め、日本語と朝鮮語の研究資料に資するものとして、東京外国大学所蔵本『交隣須知』(1881)を学界に公表し、その内容を細かく分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、まず朝鮮資料の異本間における比較・対照研究を行った。具体的には語彙・文体など全般的な問題まで進み、日本語史において近世の口語に関する記述も試みた。 また、「朝鮮資料」における日本語の位相の問題として、特に中層が使っていた口語体を一部究明し、また近世日本語と近代朝鮮語における口語体の特徴について新しい知見を得た。
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