研究課題/領域番号 |
17K02799
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
飛田 良文 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 名誉所員 (40000418)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 日本語 / 外来語 / 語形変化 / 文学作品 / 外来語史 / 近代語 / 小説 / 表記 / 使用例 / 変化 / データベース / 明治時代 / 文学 / 日本語史 / 近代文学 |
研究成果の概要 |
明治・大正・昭和期の約100年間における代表的文学作品100冊に使用された外来語を、初版本から採集し、データベースに入力した。用例文総数は約47000用例、表記別見出し語数約8500語。漢字表記・カタカナ表記・ひらがな表記・アルファベット表記の外来語と、和製外来語、外来語の略語などを、50音順に配列し、原語を記入し、大正から昭和戦中までの26作品について、作品別に配列した外来語用例集を印刷した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際化時代への対応として、日本語の中の外来語とその原語との意味の比較研究は緊急の課題である。米国のYou are smartのsmart(賢い)は、外来語のスマート(細くて格好がよい)と意味が異なる。こうした異文化接触の視点から見た外来語の語史研究は、国語辞典の編集や語源の考察といった日本語史の研究であるばかりでなく、比較文化史の性格を持ち、外国人に対する日本語教育にとっても基本となる研究である。
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