研究課題/領域番号 |
17K02805
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
内田 洋子 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (50313383)
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研究分担者 |
高木 直之 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (30272727)
杉本 淳子 聖心女子大学, 現代教養学部, 准教授 (70407617)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 英語音声学 / 教職音声学 / 海事英語 / intelligibility / comprehensibility / accentedness / acceptability / 特定の目的のための英語 / 音声指導 / global error / local error / ELF / 英語の多様性 / 英語音声の理解度と分かりやすさ |
研究成果の概要 |
現在の英語発音教育における学習者の達成目標は一般的に「コミュニケーションに支障を及ぼさないレベルの発音」とされているが、これは英語の使用目的や聞き手の母語に大きく依存する。本研究では、英語教員と航海士による英語使用を想定し、理解度・わかりやすさ・訛りの度合い・ふさわしさを測定する聴取実験を通して、各職種志望者が身につけるべき英語音声項目の優先順位を検討した。あわせて、英語発音に自信を持つことの大切さに関する調査も行った。得られた知見を元に、英語教員志望者に対する音声指導書を作成した。航海士志望者については、特定の目的のための英語という特性から、単語レベルの音声指導を行うことの重要性を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中学・高校の英語教員は、生徒のロールモデルとなるような発音の習得、航海士は、世界中の港湾・船舶との意思疎通において海難事故を引き起こさない発音の習得が要求される。従来の対照分析のみに基づいた問題の洗い出しや最小対を扱う画一的な練習ではなく、機能負担量の測定等から優先度の高い音声項目や発音のモデルとゴールの選定等を行い、学習者の心理面にも目を向け、各職種に合った音声指導を模索し、限られた学習時間で発音習得を効果的に行う方法を考案した。また、教職音声学では自身の英語発音に自信を持つことの大切さ、「特定の目的のための英語」である海事英語では、単語レベルで発音指導を行うことの大切さを明らかにした。
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