研究課題/領域番号 |
17K02806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
土橋 善仁 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (50374781)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 生成文法 / 統語音韻インターフェイス / 統語音韻写像 / ラベル付けアルゴリズム / 韻律領域 / ワークスペース / ミニマリストプログラム / 線形化 / 派生の終結 / 音韻句 / イントネーション句 / ミニマリズム |
研究成果の概要 |
本研究は、文の構造(文法)と発音(特に句や文の発音パターン)の関係を研究することにより、生成文法と呼ばれる言語学の理論的研究の進展に寄与することを目指すものである。生成文法では、ヒトの言語に特有な性質だけでなく、自然界一般に見られる要因も、文を作り出す際に重要な役割を果たしていると考えられている。本研究では、文の構造と発音の関係をとらえる際にも、そのような自然界一般に見られる要因が関与していることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人が文を発話する際には、文法的に文を作り上げ、それを音声化するというプロセスをたどる。生成文法と呼ばれる言語理論では、文を作り上げる際に、計算の効率性という言語だけでなく自然界一般に見られる性質が関与していると考えられている。本研究は、同様の計算の効率性が文を音声化する際にも関与していることを示した。これは、言語特有な性質と自然界一般に見られる性質を明確に区別する一助となるため、結果として、言語固有の性質を突き止める手がかりにもなることが期待される。
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