研究課題/領域番号 |
17K02836
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 勢紀子 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 名誉教授 (20205925)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 日本語学習者 / 文語文 / 古典学習 / e-learning / 教材開発 / 教授法 / 日本語教育 / e-learning教材 |
研究成果の概要 |
日本語学習者を対象とする文語文e-learning教材”BUNGO-bun GO!”を開発した。本教材のテキストセクションには16の章があり、各章は、テキスト、解説、語彙リスト、クイズで構成されている。テキストページは本文、本文の説明、現代語訳から成っている。参考資料セクションには、品詞別語彙リストと11の文法学習のための一覧表がある。 本教材は、教師と学習者のニーズに応え、教室でも自習でも、オンデマンドで容易に使用できる体系的で包括的なプログラムを提供している。本教材を用いた授業の受講者からは概ね肯定的な評価が得られ、本教材利用による学習・教育効果が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文語文学習を希望する日本語学習者は増加傾向にあるが、その学習環境は整っていない。日本国内、国外を問わず、学習者が文語文を学べる教育機関はごく少数である。日本語教師を見ても、文語文教育について十分な知見を持っているケースは稀である。本研究で開発した“BUNGO-bun GO! は、国内外の学習者が簡便にアクセスし自習できる、また日本語教師が参照し指導に利用できるe-learning教材であり、文語文学習環境を改善する上で効果が期待される。また、多彩なリソースを含み、語彙リストを核として体系的に作られている点で学術的にも意義のある研究成果となっている。
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