研究課題/領域番号 |
17K02841
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
高 民定 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 准教授 (30400807)
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研究分担者 |
村岡 英裕 千葉大学, 大学院国際学術研究院, 教授 (30271034)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | リテラシー実践 / 外国人集住団地 / 社会参加 / 言語管理 / 外国人住民 / 日本語リテラシー / 外国人集住地域 / 公営団地 / 言語環境 / 団地調査 / リテラシー支援 / 実践的リテラシー / 外国人リテラシー問題 / 言語政策 / リテラシー / 移民コミュニティ / 支援施策 |
研究成果の概要 |
本研究では、外国人集住地域の外国人を対象に、事例研究及び質問紙調査をもとに(i)多様なリテラシー実践の実態を明らかにした。(ii)特に書き言葉を介したコミュニケーションや社会参加には、その文書の文脈や制度の理解が必要であり、周囲の人的ネットワークが重要な資源となっていた。さらに、(iii)外国人住民に寄り添った支援のためには、当事者の求める社会参加の方向性に合った支援の構築が必要なことを指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、外国人住民の読み書き問題を本人の読み書き能力の習得としてではなく、社会参加のためのリテラシーの実践として捉え直すことを試みた。多様化する外国人住民の中でも外国人集住地域に生活する人々の中には集住地域の人的ネットワークを利用しながらリテラシーの実践を行い、積極的な社会参加を試みている事例が少なくないことが明らかになり、社会統合のためのリテラシー支援の可能性を示唆することができた。
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