研究課題/領域番号 |
17K02844
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
菅原 雅枝 東京学芸大学, 国際教育センター, 准教授 (80594077)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 協働による教師の学び / 日本語指導が必要な児童生徒への学習支援 / 協働による教員の学び / JSL児童生徒 / 教科指導 / 教員研修 |
研究成果の概要 |
現在の学校教育現場では、通常の教科学習の中で日本語を母語としない子どもたち(以下「JSL児童生徒」)の日本語力や文化背景に配慮した授業を行うことが求められる。そのための教員研修は講義形式による情報提供が多い。しかし、本研究では、教科指導担当者とJSL担当者が授業の場を共有することで、講義等では伝わらなかったJSL担当者の言語化しにくい経験的知識等を伝達することができ、教科指導担当者が具体的な指導場面で活かせる力となることがわかった。ただし、そのためには、両者の信頼関係、教科担当者の教員としての力量などが求められることも示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外国人児童生徒が増加し日本への定住が進む中、学校教育でかれらの学習を保障することが求められている。これまで外国人児童生徒担当者の養成、指導力の育成に焦点が当てられてきたが、通常の学級の中で学ぶ言語文化背景の異なる子どもたちをどのように支援し、かれらの成長を支えるかがこれからの重要な課題になると思われる。本調査はそうした教員研修の在り方を検討したものである。
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