研究課題/領域番号 |
17K02847
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
半沢 千絵美 横浜国立大学, 国際戦略推進機構, 准教授 (10734139)
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研究分担者 |
畑佐 由紀子 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (40457271)
伊東 克洋 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 講師 (10805451)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 日本語教育 / コーパス / アカデミック・ジャパニーズ / 発話コーパス / 第二言語習得 / アカデミック・スピーキングコーパス / 意見陳述 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本語母語話者および日本語学習者の意見陳述発話および説明・経験談発話を収集し、データをコーパスの形で公開すること、および日本語母語話者と学習者のアカデミック・スピーキングの特徴を明らかにすることを目的とした。2021年3 月時点で98名分、947データを公開し、コーパス(Webベース)に登録すればだれでも使用可能となっている。収集したデータの分析によって、意見陳述の談話構成、譲歩表現、意見陳述の際の緩和表現、接続詞の使い方に関しての日本語母語話者と学習者の特徴の一端が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義および社会的意義は、研究目的にそって二つに分けられる。まずはコーパスによるデータの公開である。発話コーパスは現在様々なものが公開されているが、独話の意見陳述および説明・経験談発話を収録しているものはほとんどない。本コーパスの、条件が統制されたもとで収集された発話データが研究・教育目的のため、研究者および教育関係者に広く利用が可能となった。二つ目は、アカデミックスピーキング研究への貢献である。学習者の意見陳述や説明・経験談の分析により、効果的な教材開発、教授法の開発へとつながる基盤を構築することができた。
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