研究課題/領域番号 |
17K02851
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 早稲田大学 (2018-2020) 大阪大学 (2017) |
研究代表者 |
金 孝卿 早稲田大学, 日本語教育研究センター, 准教授(任期付) (30467063)
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研究分担者 |
舘岡 洋子 早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (10338759)
池田 玲子 鳥取大学, 教育支援・国際交流推進機構, 教授 (70313393)
近藤 彩 麗澤大学, 外国語学部, 教授 (90377135)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ケース学習 / 外国人社員 / ビジネスコミュニケーション / 協働的な職場環境 / 社外での学びの場 / 異業種協働型 / 研修開発 / 社外の学びの場 / 研修プログラム / 人財育成 / 協働型研修 / ビジネスコミュニケーション教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、国内の企業に勤める外国人社員を対象に、異業種協働型ビジネスコミュニケーション研修の可能性を探ったものである。これまでの研究で新たなビジネス日本語教育の方法論として提案したケース学習を基盤に、関西地域の外国人社員のための「元留学生社会人交流会」で、約2年間ケース学習のワークショップを実施することができた。参加者へのインタビュー調査およびアンケート調査を行った。その結果、参加者はケース学習を中心としたビジネスコミュニケーション研修での経験を自身の職場での経験に自律的に統合していけることが明らかになった。さらに、外国人留学生・政府や大学・企業関係者が協働的に学ぶ場の創出の可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、企業組織から離れた社外に外国人社員のための研修の場を形成し、そこでの経験を参加者自身の職場実践にどう統合していくかに着目して考察している。また業種を超えた外国人社員の人的交流とネットワーク形成を促すことによって、外国人社員の職場での学びやキャリア形成を射程に入れたビジネスコミュニケーション教育実践の創造可能性を示している。本研究の成果は、外国人雇用や定着支援を行う企業に対して、企業横断的な異業種協働型ビジネスコミュニケーション研修の実践的な枠組みを提供したという点で社会的な意義がある。
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