研究課題/領域番号 |
17K02852
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
山下 直子 香川大学, 教育学部, 教授 (30314892)
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研究分担者 |
轟木 靖子 香川大学, 教育学部, 教授 (30271084)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 日本語教育 / カタカナ語 / 外来語 / 類義語 / 語彙 / 意図的学習 / 第二言語習得 / 語彙知識 |
研究成果の概要 |
本研究では,カタカナ語学習の教材開発をめざして,カタカナ語と類義の和語・漢語との使い分けに関する調査を行った。語彙知識の「使用」に焦点をあて、基本的な語彙として定着しつつあるカタカナ語がどのような文脈で使われるのか,また,どのような語と共起するのかを探った。その結果,日本語学習者も自分なりのルールに基づきカタカナ語とその類義語を使い分けようとしているが,日本語母語話者の結果とは違いやずれがみられ使い分けが難しいことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多くの日本語学習者がカタカナ語を苦手とすることは認識されていながら、教育現場で十分な指導がされているとはいえない。その一因として、教師が参考とする基礎資料が不足し、教材も十分でないことがあげられる。本研究は、カタカナ語の語彙習得研究であり、研究成果を指導の実践へ応用する試みである。基本的な語彙として定着する語も生じる中で、日本語教育における語彙教育としてカタカナ語を取り上げる意義は大きいと考える。
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