研究課題/領域番号 |
17K02860
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
|
研究機関 | 福岡女子大学 |
研究代表者 |
橋本 直幸 福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (30438113)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 語彙習得 / 多読 / 日本語教科書 / 話題 / 読解 / 日本語教育 / 読解教育 / 話題・トピック / コーパス / 日本語教材 / SDGs / トピック / 話題シラバス / 日本語教科書コーパス / 話題別多読 |
研究成果の概要 |
本研究では、付随的語彙習得を効果的かつ体系的に進めていくための方法として「話題別多読」を提唱し、そのためのツールである「日本語教科書読み物データベース」とその検証を行うための「日本語教科書読み物コーパス」を作成した。「話題別多読」は、共通の話題の読み物を複数読むことで、その話題の重要語の出現を保証し、体系的な語彙習得につなげるというものである。学習者向けに調整された素材である日本語教科書は話題別多読に向いていることから、日本語教科書223冊4200の読み物に話題タグを付し、検索可能にしたデータベースを作成した。そして、それらの読み物の言語学的な分析を行うためのコーパスを作成し、検証を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存の日本語教科書を活用し、語彙習得の一つの方法である付随的語彙学習を効果的に行うための「話題別多読」を提唱、実践、検証した。またそのためのツールとして、誰もが利用可能な「日本語教育データベース」を作成するとともに、既存の日本語教科書の分析も行った。語彙学習はその要素の膨大さから、体系的、計画的に学習を進めていくことが難しいと言われるが、「話題」というキーワードで括ることにより、語彙学習の可視化を図ることも可能となった。
|