研究課題/領域番号 |
17K02868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 武蔵野大学 |
研究代表者 |
向山 陽子 武蔵野大学, グローバル学部, 教授 (80619817)
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研究分担者 |
村澤 慶昭 武蔵野大学, グローバル学部, 教授 (30515044)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | タスク理論 / ビジネス日本語教育 / 教育用タスク / タスクの真正性 / ロールプレイ / 議事録作成 / 外国人材育成 / 教材開発 / 議事録 / 日本語教育 / ビジネス日本語 / タスク教材 / 外国人材 |
研究成果の概要 |
第二言語習得研究におけるタスク理論に基づき、真正性の高いビジネス日本語教育用教材の開発を目指し研究を進めた。まず、日本企業で働く元留学生外国人社員のインタビュー調査を実施し、職場で日本語を使用して行っているタスクを明らかにした。次に、インタビュー調査の結果に基づき、社内外のコミュニケーション能力養成のためのロールプレイ、音声を使用した議事録作成練習用のタスクなどを作成した。さらに、それらの教材を使用して大学、大学院で日本語を学ぶ留学生に対して授業実践を行い、開発した教材の効果を実証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本社会が高度海外人材を求めている現在、そのような人材育成に貢献できるビジネス日本語教育用教材を開発、発表したことには大きな社会的意義がある。教材開発に当たっては、第二言語習得研究におけるタスク理論を踏まえ、実際に日本企業で働いている外国人社員に対する調査を実施し、そこで得られた情報に基づきタスクの真正性を追究した。また、作成した教材を用いた教育実践を通して、教材を用いた指導の効果を検証した。このようにビジネス日本語教育において理論と実践を結び付けた点において、本研究は学術的にも教育的にも意義があると考える。
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