研究課題/領域番号 |
17K02871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 創価大学 (2020-2022) 早稲田大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
高橋 薫 創価大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70597195)
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研究分担者 |
森 朋子 桐蔭横浜大学, 教育研究開発機構, 教授 (50397767)
藤本 かおる 武蔵野大学, グローバル学部, 准教授 (20781355)
保坂 敏子 日本大学, 大学院総合社会情報研究科, 教授 (00409137)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 反転授業 / 著作権 / オンライン授業 / ハイブリッド型 / 同価値理論 / 交流距離理論 / プレゼンス理論 / 学習プロセス / 学びの時間軸の拡張 / 学びの空間軸の拡張 / フェアユース / デジタルコンテンツ / ICT / 発話分析 / トランザクション分析 / 日本語教育 / ブレンディッドラーニング / 教育工学 / 教材・教育メディア |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、反転授業で日本語教育の学びの場はどのように変化するか、深い学びを導くには何が必要かを明らかにすること、反転授業上の著作権問題を整理し、日本語教師を対象とした著作権セミナーを開発することである。調査の結果、反転授業は低位層の学習者の底上げになること、文法学習を反転させることで、対面授業では語彙学習にも学習者の注意が向けられることがわかった。また、深い学びを導くには、何を反転させるかだけではなく反転させた後の対面授業をどのようにデザインするかを含めて考える必要がある。開発した著作権セミナーでは、参加者は著作権に関する理解が進み、セミナーの内容を肯定的に受け止めていることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、日本語教育に反転授業を導入するとどのような効果があるのか、反転授業を導入した対面授業の場では何が起こっているのか、深い学びを導くにはどのようなデザインが必要かを明らかにすることができた。加えて、反転授業を行う上で教師が不安に感じている著作権の問題を整理し、日本語教師を対象とした著作権セミナーを開発した。これらの研究で得られた知見は、『オンライン授業を考える-日本語教師のためのICTリテラシー』くろしお出版 (第2章1節、第3章を分担執筆)『教室へのICT活用入門』国書刊行会として出版されたことから、日本語教育の現場でICTを活用しようとしている実践者の一助になったと考えられる。
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