研究課題/領域番号 |
17K02886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
HARTING AXEL 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (80403509)
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研究分担者 |
吉満 たか子 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (20403511)
岩崎 克己 広島大学, 外国語教育研究センター, 教授 (70232650)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | CALL / Pragmatics / SNS / German / Facebook / Blended learning / social media / pragmatics / speech acts / 教育法 / カリキュラム論 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでは、FBを使用したブレンド型学習が日本のドイツ語学習者にどう効果するかを調査した。各クラスで、学生の交流 の場としてFBのグループページを作成した。調査結果は、外国語学習へネットワーク使用に熱心な学生に特に効果があることを示した。課題は学生のレベルに合わせ、課題を行うにあたり、FBの利用方法や外国語レベルに関して問題はなかった。学生からは、学生同士でより深く理解しあうことができた、外国語を授業以外で使用する機会や口語表現に触れる機会ができたと歓迎する意見が出た。学生のFBへの投稿内容の分析結果から、外国語を実用レベルに向上させ、作文能力を向上させることができたと考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、教育現場でのSNS利用の有望性とともに、難しさも明らかになった。SNSは人々の生活でその役割を増しており、学生もSNSを使いこなすことが求められている。ドイツ語学習者のコミュニケーション能力を、SNSを使用してどう向上させることができるかを調査することにより、語用論とコンピュータ支援言語学習の分野で新たな発見が得られた。本調査結果は後続の研究者だけでなく、外国語学習でのSNS活用を考えている教育者にとっても有用である。また、本研究はドイツの外国語教師とのネットワーク構築に役立ったが、このネットワークはSNSを使用した仮想的な言語交換プログラムの基盤として活用できると考える。
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