研究課題/領域番号 |
17K02906
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 京都外国語大学 |
研究代表者 |
中川 良雄 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (30261043)
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研究分担者 |
橋本 政義 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (00771007)
舟杉 真一 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (40411003)
倉田 誠 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (80241157)
岡本 俊裕 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (80373083)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ネイティブ教員 / ノンネイティブ教員 / 資質・能力 / 連携・協働 / 役割分担 / 優れた外国語授業 / ネイティブ教師 / ノンネイティブ教師 / ネイティブ/ノンネイティブ / ロール・モデル / カルチャー・モデル / 外国語授業 / 教員養成 / 授業モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、超言語的な観点から、外国語教育一般に共通する概念を抽出した。学習言語が何であれ、様々な地域で学ばれる言語を問わず、外国語教師として求められる資質や能力には共通性がある。 ノンネイティブ教師には、自らが学習者であったことから、学習者と価値観や文化を共有し、習得が困難なことと容易なことを熟知している。つまり学習者にとっては、ロールモデルとして、教員からの授業やアドバイスを享受する。一方でネイティブ教師には、目標言語でのコミュニケーションを可能にしてくれる役割が求められる。母語話者であるがゆえ、カルチャーモデルとして、目標文化の伝授者・紹介者となることが期待されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、学習者の国籍や目標言語、背景文化等により、アンケート、インタビュー結果の異なるであろうことが予想されるが、そこに研究意義が見出され、個別性と共通性(一般性)を探ることにより、「優れた外国語授業」の概念化が図れるものと考える。 本研究の知見は、外国語教育におけるネイティブ/ノンネイティブ教員の役割について、新たな視点を投げかけるばかりか、外国語教育に一般化された教員養成のあり方に有益な示唆を与えるものとなる。
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