研究課題/領域番号 |
17K02919
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 武庫川女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
木村 麻衣子 武庫川女子大学短期大学部, 共通教育科, 准教授 (30290414)
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研究分担者 |
荒尾 浩子 三重大学, 教育学部, 教授 (90378282)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | プロトタイプ理論 / 語彙習得 / 教材開発 / 多義語 / 外国語教育 / カリキュラム論 / 教授法 |
研究成果の概要 |
語彙学習を「苦行」と感じている日本人英語学習者を対象に、プロトタイプ理論を応用した意味ネットワークの簡潔な提示を行うことで、複数の語の意味をできるだけわかりやすく図解し、メンタルレシキコン内で、学習者個々の整理・格納を促すための方法論を3年間かけて開発してきた。一つの指標として、「カタカナ語」を用いること提案し、慣習的に「負の転移」が多いとされる「カタカナ語」を語彙学習に応用するに至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代を生きる我々、特に若い世代の日本人にとって英語は必要だということが叫ばれ続け、小学校においても英語教育が導入されることになったが、日本人の英語運用能力には、多くの問題が残されている。本課題では、その問題の一つである「語彙習得」がなぜ、学習者にとって「苦行」とうつるのかに着目し、効果的な多義語学習法を開発することを目的としてきた。一般語について調査を進めていく中で、「カタカナ語」の存在がその一端を担ってくれるのではないかと気づき、最終年度にはカタカナ語を英語学習に応用する語彙指導法案を作成するに至った。
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