研究課題/領域番号 |
17K02929
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
中住 幸治 香川大学, 教育学部, 教授 (20758875)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 英文法 / 例文 / 学習者 / 指導者 / 教科書 / 機能 / 英語科教育 / 英文法例文 / 提示時期 / 高等学校 / 質的条件 / 検定教科書 / 使用場面 / 言語の働き / コミュニケーション英語 / 英語表現 / 語彙コーパス / 文法事項 / 教科書採択 / use / 言語活動 / 英語 / 教育学 / 言語学 / 教材 / 教育メディア |
研究成果の概要 |
本研究では、まず英語検定教科書内の英文法例文の質的検討を通じて教材内の英文法例文及びコミュニケーション要素に欠く文法事項の導入状況に関する問題点を指摘した。その後高校生504名対象の質問紙調査とこれまでの研究からの結果に基づき,英文法指導に適しコミュニケーションへの応用が可能な英文法例文の条件に関する基盤理論を構築し図式化した。最後にコミュニケーションに応用可能な英文法指導用英文リスト作成に向けて検索項目案を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、その適切な質的条件について議論が分かれていた英文法例文について、英語教材と学習者対象の調査を通じて一つの理論として構築・図式化を行った。これによりインプットの最小単位といえる例文に焦点を置いた研究が国内外で進む契機となることが期待できる。英語指導者にとっても、例文を検索又は創作する上での一つの基準となるだけでなく、学習者も英語学習への意欲関心が増すだけでなく自律的学習への契機となることが期待できる。本研究ではさらに例文リストの検索項目案を提示したが、これにより例文リストを作る際に例文や意味以外に掲載すべき項目に関する議論が深まることが期待される。
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