研究課題/領域番号 |
17K02940
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
大野 直子 順天堂大学, 国際教養学部, 准教授 (90730367)
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研究分担者 |
濱井 妙子 静岡県立大学, 看護学部, 講師 (50295565)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 医療通訳 / オンライン教育 / Moodle / eLearning / ブレンディッドラーニング / ブレンド型学習 / オンライン学習 / 外国語教育 / e-learning / eラーニング |
研究成果の概要 |
本研究では、作成した医療通訳学習プログラムを、対面、オンライン、ブレンド型学習方式で実施し、事前・事後テストにより、その学習効果との比較と、それぞれの学習時間での成績を比較した。 ブレンド型学習群とオンライン学習群で研修した後、両学習群で筆記試験の点が有意に増加した。本研究の結果により、対面、ブレンド型、オンラインのクラスの中で最も効果的な方法を特定することはできなかったが、知識の蓄積や実践的なスキルの習得など、必要な学習により異なる学習方法が効果的であることが示唆された。知識の蓄積にはオンライン(ブレンド)、実践的なスキルの習得には対面授業が効果があった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、グローバル社会実現のためにも外国人医療の環境整備を支援するうえで意義がある。また、全国の地方自治体の養成講座実施コスト削減に貢献できる。さらに、決まった時間に通学することが難しい主婦や会社員等多様な人材を活用し地域医療サービスに携わる専門職と連携協働していくことは、資源の有効活用、社会貢献として非常に意義がある。本研究により医療通訳学習プログラムの適切な学習時間を検討し提案することで、誰もが適切な学習を行うことができるようになり、外国人が日本でことばに不自由なく診療が受けられる環境を整備することは、グローバルな観点からも、労働力の観点からも、医療格差を防ぐ点からも重要で意義がある。
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