研究課題/領域番号 |
17K02945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
金 惠鎭 日本大学, 商学部, 教授 (40399176)
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研究分担者 |
金 義鎭 東北学院大学, 工学部, 教授 (30364285)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 韓国語教育 / アクティブラーニング / リスニング / スマートフォン学習教材 / 韓国語会話授業 / ICT / 脳波 / アクティブコラーニング / 学修支援システム / 韓国語 |
研究成果の概要 |
本研究は韓国語を題材として教員による一方的授業から学修者の能動的授業への転換を目的とした。まず,客観的な学習評価の試験結果と統計的手法を用いて,学習者が難しいと思われる学習内容と習得過程との関係を明らかにした。また,聞取りの学習項目と学習期間による習得過程の変化を調べて,聞取りの学習別に対する習熟度の影響を確かめた。これらの分析をADDIEモデルに組み込んだスマートデバイスの学習教材を開発し,実践活用を通してその有効性も確かめた。さらに,本研究を通して得られた知識と経験を他教科の論理回路実験に応用し,潜在しているARCSモデルの4要因を活性化させて,学生の学習意欲に及ぼす効果を分析的に示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では「教員が一方的に話す授業」から,「学修者が能動的に話す授業」への転換を目的とし,学生が普段から馴染んでいるスマートフォンに最適した韓国語学修支援システムを開発し,正規の韓国語授業の実践活用でその有効性を確かめた。また,韓国語教育に限らず,工学系科目(論理回路に関する実験)でも有効性を確かめたので,本研究で蓄積された知見は幅広い教育分野で利活用が期待できる。さらに,ICT技術活用による韓国語教育の教育改善に本研究が貢献し,質の高い新たな教育サービスの実現に近づいていると考えられる。また,大学以外にも急増している社会人の韓国語学習者へのニーズにも対応できると考えられる。
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