研究課題/領域番号 |
17K02951
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
西尾 由里 名城大学, 外国語学部, 教授 (20455059)
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研究分担者 |
巽 徹 岐阜大学, 教育学部, 教授 (10452161)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 小学生英語 / ICT / 発音 / インテリジビリティ / 習得困難度 / 小学校英語 / 小学生英語活動 / 英語発音 / リンガフランカコア |
研究成果の概要 |
2020年度新学習指導要領により、小学3年から英語活動が開始されるが、コミュニケーションの基礎を担う発音指導が十分ではない。そこで、2017年から継続的に文部科学省作成の小学3・4年生を対象とするLet's Try と小学生5・6年生を対象のWe Canの付属音声を聴き、テキスト分析と発音表記を行い、そのデータを精査し、出現頻度の高い音素、文章を明らかにした。それをもとに、英語母語話者の発音と発音の仕方の説明を加えたビデオを作成し、またPC画面上で、自分の発音動画と英語母語話者の発音を同時に見ながら自己学習できるICTシステムを開発した。その結果、学習前後で、発音の向上が見られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小・中・高の英語の学習指導要領ではコミュニケーション能力の養成が目標であるが、その基礎となるべき発音に関する指導内容及び指導方法などが包括的に記述されていない。特に筆者らが行ったアンケート(上斗, 三宅,西尾(2017))によっても、小学校教員が発音の教授や知識に不安を感じていることが明らかになった。発音は自主的で継続的なトレーニングが必要で、自分の構音の仕方を理解することが必要である。本研究において作成したself-learning型でオンラインの発音トレーニングは、自分と英語母語話者の発音を同時に比較でき、無料で公開されているため、だれでもアクセスし、学習できるため、社会的意義は大きい。
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